公認会計士のFX初心者ブログ

某大手監査法人で働きながら片手間でFXを始めました。FX初心者でロングとショートって何?ってぐらいの知識レベルからです。投資額は30万円位だったのが、30千万円ぶっこんでいます。

トライオートFX実績報告(11月26日)

トライオートFXコアレンジャー豪ドル/NZドルの実績報告です。

今朝方の豪ドル/NZドルのレートは、一時1.0693付近まで上昇しましたが、

今は1.0650近辺で推移しています。約定決済は2回あり、決済利益は76,973円でした。遂に決済利益も2百万円を超えてきました。

 

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先週の記事のなかで、RIZAPについて、記事を書こうと宣言してましたが、昨日ダイヤモンドオンライン『ライザップ赤字転落でM&A凍結、問われるカルビー前会長の手腕』に同じような内容の記事がありました。

RIZAPは、IFRSを適用しており、企業の買収時に発生した負ののれん(被買収企業の純資産額ー買収金額がプラスの場合)は発生時に収益計上しています。IFRS上認められている処理ではありますが、2018年3月期の有価証券報告書を見ると、連結財務諸表の税引前当期純利益が12,047百万円なのですが、そのうち8,791百万円が負ののれん発生益となっています。2017年3月期も税引前当期純利益が9,604百万円に対して、負ののれん発生益が5,831百万円となっています。本業以上のものすごい利益を出していますね。

 通常、買収時には、被買収会社の超過収益力を加味して、のれん(被買収会社の純資産ー買収金額はマイナス)が発生することが多いです。負ののれんが発生するということは、例えば今は100億円の純資産があるけど、将来事業を続けていくと純資産が100億円から目減りするような会社、すなわち業績の悪い会社であったり、何か訴訟などの問題を抱えているようないわくつきの会社になります。通常の業績の良い会社で、100億円のキャッシュ(純資産)を持っている会社なら、100億円以上じゃないと買えませんよね?

RIZAPはこうしたいわくつき企業を買収して、経営再建をしてグループの拡大成長を目指してきましたが、いくつかの買収企業で経営再建がうまくいっていないようですね。

ちなみに監査は東邦監査法人という大手ではない監査法人が担当していますが、金融商品取引法監査15社、会社法監査13社となっていますので、監査報酬はRIZAPグループ(2018年度の監査報酬は153百万円)の割合が大きいのではないでしょうか。